あなたは車を運転しますか?
車を運転するのであれば恐らく知っている高速道路での料金支払のシステム。
そう、「ETC」ですね。
ETCが出来てからすごく便利になりました。
私はETCが登場する前から車に乗ってますが、その当時は高速道路の料金支払は手渡しでした。
いちいち料金所で車が止まるので渋滞の原因の一部とされていたんですよね。
そこで登場したのがETC。
ETC車載器とクレジット登録をしているETCカードがあれば、専用レーンを通過するだけで料金の支払いができるという画期的なものでしたよね。
そのETCがさらに便利になってETC2.0というサービスができたのを知ってますか?
私はそういうサービスがあること自体は知っていましたけど、実は詳しくどういったサービスなのかは知りませんでした。
そこで、ETC2.0が普及することで何のメリットがあるのか、ETC2.0を導入する価格はいくらなのか?助成金はあるのか?
また、車ではなくバイクのカーナビ対応しているETC2.0はあるのか、などを調べてみましたよ。
ETC2.0が普及すると何のメリットがあるの?
ETC2.0が普及することで私たちに何のメリットがあるのでしょうか?
やっぱりメリットがなければETC2.0にしよう!っていう気にはなりませんからね。
ETC2.0にすることで大きく分けて3つのメリットがあるようです。
①今までのカーナビよりも精度の高い渋滞回避を選択してくれる
これはどういう事かというと、ETC2.0ではカーナビと連動しているんですね。
そして、ETC2.0では現在走行している車の情報や速度などが計算されて自動で空いている道路を選択するんです。
しかも、これが私もすごいと思った点なんですけど、例えば高速を走っているとします。
で、ETC2.0によってこの区間の高速は混んでいるから高速を降りて一般道で行きなさいと指示された時。
じゃあ一般道で行くか~と一般道を走っていたらETC2.0のカーナビが、ここからまた高速に乗ってと案内しました。
その場合、今までですと高速代が余計にかかってたじゃないですか。
ETC2.0はこのケースの場合に高速道路の料金を自動で割引になって損をしないようになっているんです。
なんかすごくないですか?
②あらゆる情報が今までよりも早く提供される
ETC2.0では今まで主流だったVICSという情報を伝えるシステムよりも、高速で大容量の通信を行えるんですね。
それによって、カーナビに届く情報が素早く伝えられるようになったんです。
例えば、混雑や事故の情報以外にも地震や津波の情報であったり、落石とか事故多発地帯とか危険ポイントの情報も即座に教えてくれるんです。
③道路に関わること以外でもサービスが開始される予定がある
これは何かと言うと、普通に考えればETCと言うと道路に関わることだという認識がありますよね。
それが道路に関わらず、駐車場とかドライブスルーなどのサービスにもETC2.0が利用できるようになるという予定らしいんです。
これが現実になれば、いちいち支払いのために現金を出すことも無くなりますし、ドライブがさらに快適になりますよね。
ETC2.0の価格はいくら?助成金ってあるの?
ETC2.0が便利なのは分かったけど、実際ETC2.0を導入するのに価格はどれくらいなのでしょうか?
あまり高すぎても躊躇しちゃいますもんね。
ETC2.0を導入するには車載器と呼ばれる本体を購入しないといけません。
この本体の価格が大体3万円前後のようですね。
そして、その本体の取付費やセットアップと呼ばれる初期設定にかかる費用が1万くらいかかります。
そうなると、合計で4~5万くらいかかってしまいます!
さらに!今使っているカーナビが古くてETC2.0対応じゃない場合はカーナビも買い替えになります。
私の持っているカーナビは対応していないので買い替えですね(泣)
こうなると結構な出費になりますね・・・。
でも、便利だし何とか導入したいな~と思った時に考えるのが助成金ですよね。
助成金はあるのでしょうか?
色々調べてみたら2015年あたりから助成金制度が始まって、現在はほとんどの助成金が終わってしまいました。
でも、まだあるはず!と思い調べた結果1つだけありました!!
2,700円って、ちょっとしょぼくないか?と思いましたが、何も無いよりはマシです。
しかし!これ注意して欲しいのが、対象となるのが2015年6月30日以前に購入したETC2.0車載器を持ってる人なんです。
初めてETC2.0車載器を購入する人は対象外なんですよ~。
条件かなり厳しいので該当する人がいたらラッキーですけどね。
該当している方は少しでも安くETC2.0を導入しましょう!
ETC2.0はバイクのカーナビに対応しているの?
ETCはもちろんバイクにも付けられるのですが、バイクのカーナビにもETC2.0は対応しているのでしょうか?
バイクに乗る人にとっては気になるところですよね。
まず、バイク用のETC2.0の車載器ですが・・・ありました!
これは各メーカーから販売されていますので、車載器に関しては問題ないですね。
価格に関しては車と変わらないです(泣)
4~5万くらいはかかると思ったほうがいいですね。
ETC2.0対応のカーナビですが、これはちょっと見つかりませんでした。
バイク専用のカーナビ自体がそれほど普及してないですからね。
ETC2.0が普及してくれば、バイク用のカーナビでも対応はしてくると思うのですが、もう少し待ちですね。
まとめ
というわけで、今回は今後のドライブが楽しみになりそうなETC2.0のサービスについて調べてみました。
ドライブをする時に嫌なことが渋滞だったりしますよね。
カーナビでも対応はしていましたけど、ETC2.0によってそれがさらに精度が上がるとなると本当に楽しみです。
早く普及してもうちょっと安くなってもらって私も導入したいですね!