夏の大きなイベントは花火ですよね。
浴衣や甚平を来て屋台の好きな物を食べながら、夜空に広がる火の花はとても奇麗でしょう。
そんな奇麗な花火ですが、各地域で大きさは違いますし、打ち上がる花火の種類も数も異なります。
遠目から見る花火は幻想的で目を奪うほど美しいものですが日本一大きな花火が打ち上がる大会はご存知ですか?
大きさを表す単位や規制についても知らない人は多いかと思います。
今回は気になる日本一の花火大会や、花火の単位や規制について詳しくお話していこうと思います。
花火の大きさが日本一の大会はこれ!
日本には、規模の大きさや歴史の深さから「日本三大花火大会」と呼ばれる大会があります。
1つ目は、秋田県大仙市で開催される全国花火競技大会『大曲の花火』
2つ目は、茨城県土浦市の『土浦全国花火競技大会』
3つ目は、新潟県長岡市の『長岡まつり大花火大会』
上の3つが日本を代表する花火大会です。
何度か行った大曲の花火大会は圧巻で、色とりどりの花が空を飾って写真を撮るのも忘れて見惚れてしまいました。
上で挙げた3つも大変すばらしい花火大会なのですが、打ち上がる花火が日本一の大会は他にあるのです。
その花火が打ち上がるのが、新潟県小千谷市で行われる「片貝まつり」です。
花火の大きさは、直径800メートル
打ち上がる高さは1キロメートル
陸上のトラック2つ分だと考えると、かなりの大きさだと実感しますよね。
花火大会打ち上げ数ランキング
花火は大きさも大事ですが、たくさん打ち上がれば上がるほど見栄えも豪華になりますし、今流行りのインスタ映えにもなりますね。
表彰台に上がれる3つの花火大会を紹介します。
第三位 北海道小樽市開催 銭函サンセットビーチ祭り
打ち上げ数 約3万発(小型煙火含む)
第二位 栃木県宇都宮市 うつのみや花火大会
打ち上げ数 約3万発
堂々の第一位 長野県諏訪市 諏訪湖祭湖上花火大会
打ち上げ数 約4万発
一度にあがる量が多いほど夜に花が咲いたようで奇麗なので、気になる方は行ってみてください。
花火の大きさの単位ってどう表すの?
花火の玉の大きさは、号 尺 寸と3種の呼び方があります。
しかし、これだけでは何がすごいのかよく分かりませんよね。
呼び方としては主に、号と呼ばれることが多いようです。
ちなみに、一番小さな花火のサイズが3号で10号以上になると1尺になります。
表にすると、
号 | 高さ(m) | 直径(m) |
3 | 120 | 60 |
4 | 160 | 130 |
5 | 190 | 170 |
6 | 220 | 220 |
7 | 250 | 240 |
8 | 280 | 280 |
10 | 330 | 320 |
20 | 500 | 480 |
30 | 600 | 550 |
一番小さな3号を遥かに超える30号。
日本一の花火は800メートルですので規模の大きさが分かりますね。
花火の大きさには規制があるって本当?
花火を打ち上げるときに知っておきたいのが保安距離と呼ばれるものです。
保安距離とは、打ち上げた場所から付近の観客や建物から花火玉の大きさによって一定の距離を保たなければならない安全な距離のことです。
各都道府県により、その保安距離の規定が異なっています。
場所をあまり確保できない、人口が密集している地域は制限や条件が厳しいため難しいのかもしれません。
花火大会交通事情
花火大会が開催される場所には大勢のお客さんが集まります。
早くから現地に足を運んで場所取りをする方もいますが、大半の人は花火が始まる少し前に行くのではないでしょうか。
交通規制がはじまるのが、大体打ち上がる二時間程前からです。
道路が塞がる場所を事前に調べておくといいかもしれません。
まとめ
夏の風物詩である花火ですが、見るなら思い出に残るような鮮やかなモノがいいですよね。
中には、音楽に合わせて打ち上げる場所もあるようですから、どんな花火があるのかリサーチして予定をたてたり花火について少し知識を付けていくともっと楽しめるかもしれませんね。
この夏はぜひ素敵な花火を見て充実した時間を過ごしてください。