夏の熱中症や紫外線対策として、被る麦わら帽子ですが今はいろんな種類が出ておしゃれの一部として取り入れてる方も多いですよね。
しかし、普通の布生地とは違い藁を編んで作られているので形崩れしやすくつばの部分がよれてしまいます。
折角気に入って購入したのに、形が変形してしまったら悲しい気持ちになりますよね。
でも大丈夫!!
形崩れした帽子を元に戻す方法や、つばのよれを直すやり方をこちらでは丁寧に分かりやすく説明していきます。
麦わら帽子の型崩れは正しい直し方で!
買った麦わら帽子クローゼットから取り出すと潰れてしまっていたり、形がおかしくなっていたりそんな経験ありませんか?
麦わら帽子の素材は、湿気に弱いのでその性質を活用して元に戻すことが可能です。
必要なものがアイロンとタオルの二つです。
まず帽子の頭を入れる部分に、タオルを丸めていれます。
形を整えて上の部分にスチームアイロンの蒸気を当てていきます。
熱で素材を柔らかくして崩れた型を奇麗に戻すことが出来ます。
直接吹きかけるのが不安なときは、上に当て布をして試してみてください。
手元にアイロンがない場合は、やかんや鍋でお湯を沸騰させて、そのお湯から出る蒸気を当てる方法もあります。
しかし、アイロンと違ってかなりの温度になりますので焦げたり、色が変わってしまうことがありますから十分に気をつけてやってください。
麦わら帽子の型崩れしやすい箇所のつばはどう直すのがいいの?
上記であげた、延長線になりますがつばも直し方は一緒です。
濡れたタオルをつばの部分にかぶせまして、中温に設定したアイロンを優しくかけます。
いつもの要領で、強く押し付けてしまうと素材を焦がして黒くさせてしまいますので気をつけてくださいね。
何度も、アイロンをかけるのも柔らかくなりすぎて逆に形が変形してしまう可能性が高くなりますのでおすすめしません。
熱を与えた後はそのまま平らなところに置いて放置で大丈夫です。
つばの部分は頭の部分とは違って、しっかり形を作らなくとも柔らかい曲線を描いてくれるのであまり触らずに冷えるまで待ちましょう。
麦わら帽子の型崩れを簡単に直すにはスプレーのりが一番?
アイロンを暖めたり、お湯を沸騰させて蒸気を当てるのは手間がかかりますし、時間がない状態ですぐに直したい時に効率がいい方法がスプレーのりを用いたやり方です。
実際には、洗濯のりを吹きかけるだけなのですが注意してほしい点があります。
まずタオルなどで形を形成した後にキーピングであったりスムーザーなどの洗濯のりを帽子にふきかけます。
その時に近くからスプレーで固めるのではなく20センチ以上は離してスプレーをかけてあげてください。
全体に吹きかけましたらドライヤーで乾かしていきます。
そこまで酷くない形の変形であれば一度に直すことが出来ますが、癖が強く形の代わり具合が酷い場合は何度かこの方法を繰り返して直さなければなりません。
熱に弱い素材ですので、ドライヤーで乾かす際は一定の距離を保って様子を見ながら乾かしましょう。
帽子専門のクリーニングもある
セルフで帽子の型崩れを直すのは面倒だと感じる方にはクリーニングがおすすめです。
お金が発生しますが、型崩れを直してくれる他、汚れも落としてもらえるので完璧に仕上げたい人は利用するのもアリなのではないでしょうか。
帽子の素材によっては取り扱いしていないものもありますのでお店の人に聞いてからクリーニングするのを考えましょう。
まとめ
いかがでした?皆さんのお悩みを解決できましたら幸いです。
麦わら帽子の型崩れは直せますが、少し手間がかかります。
直せても完璧に元に戻すことは難しいかもしれません。
一番いいのは、帽子の型が崩れないように丁寧に保管して置くことが大事です。
来年使用することも考えて雑に帽子を扱うのではなく頭の部分に何か詰めて潰れないようにしたりして対策をしておきましょう。